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ダーウィン事変

ダーウィン事変のあらすじと登場人物と感想※ヒューマンジー、チャーリーは人間をどう見る?

ダーウィン事変のあらすじと登場人物と感想※ヒューマンジー、チャーリーは人間をどう見る?

2026年1月からアニメ化が決定した漫画が、ダーウィン事変です。

チンパンジーと人間のハイブリッドとして生まれたチャーリーをめぐるストーリー。

チャーリーの目を通して、人間の権利、動物の権利、私たちの権利はどうあるべきかを考えさせられる漫画です。

難しそうに書きましたが、ストーリー展開は速く、アクションや驚きもあるサスペンスで、かなり面白いです。

単行本は10巻まで出ていますが、1巻の内容をメインに、ダーウィン事変のあらすじと登場人物と感想を書きます。

ダーウィン事変の基本情報

漫画名 ダーウィン事変
作家 うめざわしゅん
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
公式サイト(アニメ) https://darwinsincident.net/
created by Rinker
講談社
¥792
(2026/01/08 01:00:59時点 Amazon調べ-詳細)

※1巻は無料読みあるかも!

ダーウィン事変のあらすじ

ストーリーの始まりは、カリフォルニア州エスコンディードストラルド生物化学研究所から。

動物の権利を主張するALA(動物解放同盟)が違法な動物実験をしているとして、研究所を占拠し。

研究員を銃で脅し、捕えられている動物を解放します。

その際、ひどい出血をし、妊娠しているチンパンジーを発見します。

その赤ちゃんは、DNAから人間とチンパンジーの間に生まれた交雑種(ハイブリッド)、ヒューマンジーであることが確認されます。

そして、15年後。

チャーリーと名付けられ、ミズーリ州 シュルーズヴィルで人間の両親を里親に、一軒家で暮らす彼は、地元の高校に通うことになります。

ほかの高校生から奇異の目で見られるチャーリー。

ただ、木から落ちそうになったところを助けたこともあり、優等生だが陰キャ(ナード)な女の子ルーシーと知り合いになります。

食堂で、ルーシーと食事をしているとき、男子高校生からこう問われます。

ヒューマンジーがヴィーガンって、笑える
ヴィーガンは動物の命が平等って言うけど
もし致死的な病原菌を持ったネズミがお前に噛みつこうと向かってきたらどうする?
手に持った銃で撃つのか?
それとも、心優しいヴィーガンはネズミ1匹のために自分の命を差し出すのか?

チャーリーは言います。

ボクなら・・・
ネズミを撃ち殺すと思うな

でも・・・
病原菌に感染してるのが
たとえ君でも撃ち殺すけど・・・

チャーリーは、人間、動物のどちらの味方でしょうか?

ダーウィン事変の登場人物

チャーリー

人間とチンパンジーの間に生まれたヒューマンジー。
人間を超える頭脳とチンパンジーを超える身体能力を持つ。
15歳で、高校に通うになる。

ルーシー・エルドレッド

チャーリーの同級生の女の子。
陰キャ(ナード)の優等生とほかの男子から言われる。
木から落ちそうになるところをチャーリーに助けられて仲良くなる。

ギルバート・スタイン

チャーリーの育ての父親。
チンパンジー研究の権威で、祖父から譲り受けた広い敷地を持つ家で、妻ハンナ、チャーリーと3人で暮らす。

ハンナ・スタイン

チャーリーの育ての母親。
腕利きの弁護士、チャーリーが普通の高校生活を送れるよう母として考えている。

リヴェラ・ファイヤアーベント

テロ組織「ALA」の事実上の指導者。
彼の真の目的とは・・・。

ダーウィン事変の感想※気になることばかりです

ヒューマンジー、チャーリーの圧倒的な存在感

ダーウィン事変の一番の見どころは、ヒューマンジー、チャーリーの圧倒的な存在感です。

人間とチンパンジーのハイブリッドですが、両方の特徴をただ持つのではありません。

人間より賢く、チンパンジーよりも強い、究極の存在です。

最初は、身体能力の高さ、強さに目を奪われます。

その視野の広さ、スピード、パワーで敵を圧倒するからです。

でも、後になると、チャーリーが人間以上に賢いことが分かります。

だからこそ、警察から危険な存在とみられ、奇異の存在で見られ、どう扱っていいのか分からない存在になります。

人間の味方であれば、感情移入できるのですが、チャーリーは、どっちの味方ではなく、何を考えているのかも分かりません。

2人の両親、そしてルーシーは彼を愛してくれますが、チャーリーには過酷な運命が待ち受けます。

チャーリーは人間を世界をどう見るのか?

とても気になります。

テロ、ヴィーガンへの差別、SNSなど現代にもリンク

ヒューマンジーというファンタジーな存在が主人公漫画ですが、描かれていることは、現代にもリンクします。

アメリカでは、ただ肉を食べないというのではなく、その考え方や主義と捉えられているのがヴィーガンです。

チャーリーもヴィーガンですが、その生き方への差別、そして事件が起こることで、さらに差別に拍車がかかります。

SNSの反応もそうですし、チャーリーやその家族に対するあられもない感情、具体的な行動(破壊活動)なども起きます。

それらは、コロナ時に起きた差別や、アメリカの大統領選挙での分断などとリンクして、どこかで見たことがあるような感覚になります。

ファンタジーな設定ですが、共感でき、身近に思えてしまう、それも気になるところです。

先が気になる怒涛のストーリー展開

ヒューマンジー、現代へのリンクと描くと、難しい漫画のように思いますが、ストーリーのテンポが速く、先が気になります。

1巻では、チャーリーの高校生活と並行して、ALAのテロ活動が描かれます。

彼らは、動物の権利を守るという主張のもと、ステーキハウス(動物の肉を提供しているので)に爆弾をしかけるなど、行動が過激になります。

そして、彼らは、その主義主張のため、チャーリーを引っ張り出そうとします。

チャーリーはALAに救出された過去があるので、ALAのヴィーガンテロとどうしても結びつきます。

ALAは、さらに、チャーリーに対し、もっと具体的な行動に出ます!

こんな感じで、1巻の後半から、大きく動きます。

意味深なこともすごく多いです。

ALAは、チャーリーを助けたころは、研究所を襲撃はしていますが、単に実験動物を逃がすだけ。

人間に危害を加えるような団体ではありませんでした。

ただ、15年たって、テロリストになっていました。

ALAの指導者のリヴェラがどう動き、そして、何を計画しているのか?

そして、リヴェラは、チャーリーを巻き込もうとします。

ただ、想像以上にチャーリーは強く、賢いです。

スピーディーな展開に、知的好奇心をくすぐる謎!

とにかく先が気になります。

2026年1月6日からアニメがスタート、amazon Prime Videoで配信も

ダーウィン事変ですが、2026年1月6日からアニメがスタートします。

テレ東系のアニメで、主題歌は、official髭男dismの「Make Me Wonder」

スパイファミリーもそうだったので、人気が出そう。

amazon Prime Videoで配信もあります。

まとめ:神の視点

ダーウィン事変は、月刊アフタヌーンの連載当初から読んでいた作品です。

アニメ化すると知り、単行本を一気読みすると、面白さをさらに実感しました。

アニメ化にあたって、月刊アフタヌーンにうめざわしゅん先生とメダリストのつるまいかだ先生の対談がありました。

そこで、うめざわ先生は面白いことを言っていました。

ダーウィン事変は、フラットな神の視点で、人間や動物を描いているそうです。

キャラクターに主眼を置くのではなく、物語とテーマに主軸を置いて、作品を書いているとのこと。

チャーリーが人間側なのか動物側なのか、分からないのもこれが理由かもしれません。

寄生獣を生んだアフタヌーンだからこの漫画が書けるって書いていたのも印象的でした。

ダーウィン事変は、チャーリーをとりまく事象を観察しているような感覚になります。

うめざわ先生が描こうとしているテーマが何か気になります。

ダーウィン事変というタイトルにもヒントが隠されていそう。

とにかく知的好奇心がくすぐられる漫画です。

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