ダーウィン事変のアニメがスタートしました。
オープニングの主題歌は、ヒゲダンことOfficial髭男dism「make me wonder」、キャッチーでリズミカルなメロディーが良いです。
韻の踏み方がすごすぎるけど、どこで息継ぎをするんだ!歌うには難解!がんばらないと!と言う声もあります。
わたしが、気になるのが歌詞です。
Official髭男dismは、ひゃくえむ。の主題歌「らしさ」もそうですが、歌詞が意味深です。
シンプルに聴くと、男女の関係について歌ったラブソングですが、ダーウィン事変のアニメ目線で考えると、そう単純じゃありません。
Official髭男dism「make me wonder」の歌詞の意味をアニメ目線で考察したいと思います。
Official髭男dism「make me wonder」の基本情報
| 曲名 | make me wonder |
|---|---|
| アーテイスト | Official髭男dism |
| 発売日 | 2025/12/29 |
| レコード会社 | ポニーキャニオン |
| 公式サイト | https://makemewonder.ponycanyon.co.jp/ |
Official髭男dism「make me wonder」の歌詞の意味を考察
タイトル「make me wonder」の意味
まず、タイトル「make me wonder」の意味です。
そのまま訳すと「私を不思議に思わせる」または「ワクワクさせる」です。
洋楽では、it makes me wonderと気にせずにはいられない・・・みたいに使われることが多いです。
ただ、ポニーキャニオンの公式サイトに、Official髭男dismの曲名や楽曲に込めた思いについてのコメントに、
「未知」というものに対する高揚と恐れが入り混じった、面白い楽曲になりました。
とありました。
ダーウィン事変の主題歌で、「wonder=不思議」ってところが強いタイトルのように思います。
実際、主人公のチャーリーは、人間とチンパンジーのハイブリッドのヒューマンジー、ワンダーな存在です。
曲の主人公もチャーリー?
make me wonderは、X-Y かなんか 偉い人が探し出した・・・という歌詞から始まります。
X染色体、Y染色体って、あるようにDNAの比喩。
さらに、僕ら・・・得体のしれないoneだ・・・につながるので、この曲の主人公も、ヒューマンジーのチャーリーだと思います。
そして、
君と僕との相関図が
まだ空白で気になんだ
から
君と僕にはどんなルールやヒントが存在するんだろう?
LとR のようにモノ同士で混ざりたいステレオ (ステレオ)
恋愛対象?どうだろう?攻撃対象?違うと思う
と続きます。
この君と僕は、チャーリーとルーシーです。
出会った当初は、空白の関係ですが、恋愛対象?どうだろうと続きます。
チャーリーはヒューマンジーですが、ルーシーは、普通の人間の女の子。
種を超えた存在なので、二人の関係は空白、ただ、ルーシーはチャーリーに、ほかの高校生と同じように、対等な関係として、話かけていました。
恋愛対象?攻撃対象?のところは、チャーリーのルーシーに対する最初の気持ちを表していそうです。
そして、サビ
僕らの関係値はどのくらい?
測れやしないの why?
君を知りたい 知られたい
知られ合った時の期待値はどのくらい?
辿り着きたいアイ以外 他は知らない
探したい 君だけが make me wonder
につながります。
ふつうの男女の関係値も測れないのに、ルーシーとチャーリーは、種を超えた関係になっています。
でも、辿り着きたい、探したい、君だけが make me wonderにつながります。
チャーリーにとって、ルーシーが辿り着きたい、不思議な気持ちにさせてくれる相手なんだと思います。
チャーリーはすごく賢いですが、恋愛を知りません。
だから、はじめての不思議な感情と彼女に対して感じたんだと思います。
原作を読むと、このチャーリーの気持ちがとても分かります。
さらに気になるのが、現在値、関係値、期待値、限界値といった言葉です。
わざわざ値という言葉はつけなくて良いと思います。
でも、チャーリーは、15年間、人間の里親であるギルバートとハンナに育てられてきました。
チャーリーの人間との触れ合いは、基本、この両親だけ。
両親以外で初めてまともに話したりする関係を持つのがルーシーです。
ほかの生徒は、チャーリーを奇異の目で見ますが、ルーシーだけがまっすぐチャーリーを見てくれます。
チャーリーは、人間関係がまだ分からず、動物と人間の価値も平等と考える、究極の平等主義者。
漫画でも、僕はただのoneだよと言うシーンがありました。
だから、人間関係を値という数値的な概念に当てはめているような気がします。
make me wonderが単純なラブソングじゃなく、ちょっと不思議な感覚になるのは、アナログな恋愛を、数値的なデジタルな感じに歌っているからのように思います。
それがチャーリーの目線かもしれません。
でも、今の世代は、ちょっと共感できるかもしれません。
LとR
わたしが、この曲で一番気になったのが、ふたりの関係を示すLとRです。
XとYと、最初に歌っていた関係が、LとRに代わります。
chat gptに聞くと、欧米では、LとRは、LIGHTとLEFTのようにして、男女の関係を語ると教えてくれました。
ただ、この曲では、
LとR のようにモノ同士で混ざりたいステレオ
と音楽的に例えています。
イヤホンをしたとき、
モノラルは、単一の音で、左右同じ音を流しますが、
ステレオは、左と右で違う音を出し、混ざり合って、立体感がある音が完成します。
モノラルは、人間のルーシーで、ステレオは、ヒューマンジーのチャーリーを比喩しているように思います。
そして、ステレオのように、混ざり合って完成する。
漫画を先に読めばわかりますが、まさに混ざり合う、そのことを暗示しています。
ルーシーとチャーリーの今の対比と、二人のこれからの関係性を2重に暗示しているのがすごいです。
まとめ:君だけがmake me wonder
ダーウィン事変、アニメははじまったばかりですが、漫画では、チャーリーに過酷な運命が訪れます。
敵であるALAは、彼らの利益のために、チャーリーを孤立させようとします。
ただ、そのチャーリーにとっての唯一の救いがルーシーです。
make me wonderでも、後半、不安さを暗示するような歌詞がでてきます。
ただ、
未来が存在しない、永遠じゃなくても、
僕の現在値は変わらない
君だけがmake me wonder
と終わります。
どんなことがあっても、ワクワクさせてくれる存在。
チャーリー目線で見ると、ルーシーへの最大のラブソングに思います。
最後に、hate me?って入ってるのも良いです。
チャーリーの人間の部分の感情かなと思いました。
とにかくめっちゃ良い曲です!
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