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ひゃくえむ

【完結漫画】ひゃくえむ。1巻のあらすじと感想※小学生が100mを走るだけ!なのに熱い!

ひゃくえむ。1巻のあらすじと感想

お気に入りの漫画番組「マンガ沼」で、麒麟の川島さんが、強烈に推していて、2025年9月アニメ化が決定したのがひゃくえむ。です。

「チ。-地球の運動について-」でおなじみの魚豊(うおと)先生の漫画。

マガポケで連載していたのものの、一度は単行本化されないことが決定したもののSNSの強烈な後押しで単行本化が実現した逸話もある人気作。
マガジン運営『マガポケ』“人気漫画”定義の変化「SNSの声、無視できない」 PV評価よくない作品異例の単行本化-オリコンニュースより引用

個人的に、チ。よりも好きな作品。

小学生が100mを走るだけのストーリーですが、とにかく熱いんです。

ひゃくえむ。1巻の基本情報

漫画名 ひゃくえむ。1巻
発売日 2019/6/6
作者 魚豊
出版社 講談社
掲載アプリ マガジンポケット

ひゃくえむ。1巻のあらすじ

主人公は、小学6年生のトガシ

どこにもいる普通の小学6年生ですが、ただ一つ変わったことがあります。

それは、走るのが速いこと。

ただ速いのではなく、全国1位です。

そんな彼のクラスに、小宮という転校生がやってきます。

根暗で、いじられキャラの彼は、なぜかいつも走っています。

なぜ、走っているのと聞くと、「現実逃避できるから・・・」と。

いじめらている小宮は、ただ、現実から逃げたいためだけに、走りも下手なのに走ります。

酸欠になるくらいに・・・。

興味を持ったトガシは、小宮に走り方を教えます。

この世には単純なルールがある!
100mだけ誰よりも早ければ全部 解決する
」と

遅かった小宮ですが、どんどん速くなります。

トガシの教えもあり、運動会の50mで、小宮は初めて、ほかの人に勝ちます。

華々しい勝ちをおさめた小宮は、クラスの人気者になります。

ある日、かれらの小学校に、ジュニア陸上で人気の中学生「仁神タケル」が来ます。

14歳で10秒台を記録するスーパーアスリートです。

スーパースターに会え、小宮は、仁神に、陸上の専門的な知識を披露しアピールします。

ただ、運動会で勝ったことで、納得してしまった彼に、仁神は、「一度1位をとったらもう楽しいだけには戻れない」と言います。

これをきっかけに小宮に情熱がよみがえります。

後日、仁神に走りをみてもらう二人。

トガシの走りは褒められますが、小宮の走りに、仁神は、走るのを辞めた方が良いと言います。

仁神は言います。

いつか陸上に殺される

その日の帰り道。

小宮は、トガシに100mの勝負を挑みます。

この勝負は悲劇的な結末を迎えますが、トガシに強烈なインパクトを与えることになります。

ひゃくえむ。1巻の感想

ただ小学生の100m走なのに熱い!

ひゃくえむ。は、ただ100mを走るだけの漫画です。

あらゆるスポーツの中で、一番シンプルな速さを競うだけ。

それも小学生の話なのですが、とにかく熱いです。

全国で1番速い走りの天才のトガシがそうさせているのではありません。

根暗で走るのもヘタだったのに、走ることに目覚めた小宮がそうさせます。

小学6年生で、100mに命を注ぐことを決めた彼、情熱に年齢は関係ありません。

名言だらけ※言葉の圧がすごい!

ひゃくえむ。は名言が多い作品です。

1巻では両主人公のトガシも小宮も小学生ですが、子供とは思えない言葉の重みがすごいです。

100mだけ誰よりも速ければ全部解決する

一人で走っていた小宮に、トガシが言う言葉です。

小学生の時って、足が速いことがすべて!みたいなことがあります。

速ければ、顔がアレでもモテます。

しかもトガシは、日本で一番速い!

バカみたいなセリフですが、納得感があります。

1位を取ったらもう楽しいだけには戻れない

仁神が、運動会で1位をとったことを報告した小宮に言った言葉です。

仁神は、これから大会とか出るの?と聞くと、小宮は、そこまでガチじゃなくて・・・と言います。

そんな小宮に、1位を取ったらもう楽しいだけには戻れない?と告げるのです。

言い過ぎたと思ったのか、仁神は、すぐに要するにやりたいことをやれってことで言葉を終わらせますが、これが小宮を狂わせます。

何か怖い

小宮が走る姿を見て、仁神が言った言葉です。

ぐちゃぐちゃなフォームながらも、驚異的なスピードで記録を縮める小宮。

仁神は、小宮に走るのを辞めた方がいいと言います。

その理由が、「何か怖い」です。

気持ちだけ走り、限界を超える小宮に怖さを感じます。

いつか陸上に殺されると・・・

ただ、これに対して、小宮が言う言葉は、もっと怖いです。

競争(や)る気か?うんもちろん真剣(ガチ)で

仁神に怖いと言われた小宮。

その帰り道に、トガシに、君には勝てない、でも、納得していないと小宮は言います。

ここでトガシは、小宮にしかけます。

競争(や)る気か?うんもちろん真剣(ガチ)で

トガシは、小宮を下に見ています。

ただ、小宮は、それを納得していません。

ここで勝負をするのですが、すでに狂っている小宮。

でも、この競争を気にトガシも狂い始めます。

実は伏線が・・・

ひゃくえむを全部読んだので、分かるのですが、1巻が終盤への伏線になっています。

トガシの気持ちがどう変わるのか!

彼の言葉の意味を考えておくと、ひゃくえむの終盤がとても楽しくなります。

まとめ:小学生なのに熱すぎる

ひゃくえむ。は1巻から、熱い漫画です。

しょせん小学生の100m走です。

でも、確実に命がかかっています。

トガシvs小宮の100mの熱い戦い。

2巻以降、他の人物を巻き込み、さらに熱くなります。

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