とにかく熱い野球漫画が読みたいと思う人に読んで欲しいのが、「シキュウジ -高校球児に明日はない」です。
週刊ヤングマガジンの2023年の新連載。
第1話から激アツ！
甲子園決勝45回ツーアウト満塁から、話は始まります。
シキュウジのあらすじ
甲子園決勝45回ツーアウト満塁という展開は、野球知っている人にも、知っている人にも意味が分からないと思います。
普通じゃありえない第1試合・第2試合ともに、延長15回決着つかずで、3日目延長15回、裏の攻撃、ツーアウト満塁。
投げるのは、全人未踏の春夏春夏の四連覇を狙う白王学院のエース、怪物 佐藤さとる。
打つのは、無名校のダークホースで初優勝を狙う星秀高校の同じくエースの神の子 天城雄大。
お互い死力を尽くし、満身創痍で挑む二人の最後の一球での勝負が1話です。
そして、話は6年前にさかのぼります。
最初からクライマックスのようなハードルを上げに上げた作品ですが、そのあとも、そのハードルを越えてくる激アツな野球漫画がシキュウジです。
二人の主人公、天城雄大と佐藤さとる
この漫画の主人公は二人います。
天城雄大と佐藤さとるです。
神の子 天城雄大
どちらかというとメインになるのが、天城雄大です。
著名なプロ野球選手を父に持ち、その天賦の才能を受け継ぎ、さらに、毎日努力を怠らない、完璧な天才。
リトルリーグでは、完全試合が当たり前。
それでも奢りなく、他の子がバスで帰るなか、一人走って帰り、練習を怠らない。
まさに神の子が、天城雄大です。
パーフェクトな主人公ですが、単純ではありません。
そして、そんな天賦の才能を持つ彼が、なぜ甲子園に無名な高校から出たのか、それも3年の夏のみで・・・。
謎です。
怪物 佐藤さとる
相対するのが、佐藤さとるです。
第1話で、名門百王学院で四連覇中のエースとなっていますが、かれは、天才ではなくスタートは凡人。
天城を見て、彼に憧れ、ストーカーのように付きまとい、彼と勝負するために、努力するそんな人物です。
努力すると書くと頑張り屋さんのように思いますが、彼の努力は狂気じみています。
誰も想像つかない天城と勝負するためだけに、全身全霊を注ぐ、怪物。
その狂気は、2話以降でのお楽しみ。
そんな彼が、名門のエースとなっているのも気になります。
シキュウジのみどころは、絶頂するほどの狂気
第1話から飛ばしまくってるこの漫画。
でも、最初に上げたハードルをどんどん超えていく狂気があります。
ちなみに、第2話のタイトルが絶頂。
その意味は、天城の父、日本代表のエース天木雄一郎が語ります。
完全試合して帰ってきた雄大に、雄一郎はつまらない投球だったと言います。
そして、お前はマウンドで絶頂したことはあるかと・・・。
性器がそそり立つほどの快感を感じたことがあるかと・・・。
一方、雄大との一球勝負で、完敗した佐藤さとる。
雄大の球を感じ、小学生ながらも・・・。
いきなり絶頂しちゃって、その先、勃起もする熱さがみどころです。
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滅茶苦茶に熱い野球漫画を読みたい人はぜひ！
