すごく評判の映画「チェンソーマン レゼ編」を見てきました!
感想は、すごかった!
ラブな前半に、バトルな後半!
IMAXで見たんですが、音と映像の迫力がすごかった!
早速、漫画原作を読み返して、確認をしました。
チェンソーマン レゼ編のあらすじと感想、漫画と比べて、どう思ったかについての口コミレビューです。
チェンソーマン レゼ編の基本情報
映画名 | チェンソーマン レゼ編 [PG12] |
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公開日 | 2025/9/19 |
上映時間 | 100分 |
監督 | 原達矢 |
原作 | 藤本タツキ |
制作 | MAPPA |
配給会社 | 東宝 |
公式サイト | https://chainsawman.dog/movie_reze/ |
予告編
チェンソーマン レゼ編のあらすじ
チェンソーの悪魔のポチタと合体し、チェンソーマンとなったデンジ。
公安のマキマに捕まり、公安対魔特異4課に所属するデビルハンターとなります。
バディを組むことになった早川アキ、血の悪魔パワーとの共同生活に慣れつつあるも、サムライソードとの戦いで、同僚の姫野を失うなど、壮絶な経験も・・・
※ここまでのストーリーは、ネットフリックスなどで「チェンソーマン 総集編」を見てください。
ひと段落つき、束の間の休息・・・
デンジは、憧れのマキマさんに誘われ映画デートをすることになります。
退屈な映画も多かったものの、マキマさんに心をつかまれ、浮かれます。
ただ、帰り道、急な雨に降られ、逃げ込んだ電話ボックス。
そこで、同じく雨宿りに来た、少女レゼと偶然出会うことになります。
デンジは、マキマさんのことを思いつつ、どんどん距離をつめてくるレゼにも惹かれていきます。
チェンソーマン レゼ編の感想
チェンソーマン レゼ編の感想は、すごい良かったです!
前半のラブな感じと、後半のアクション、くわしく感想を書きます!
前半はとても甘酸っぱいレゼとデンジのラブストーリー
チェンソーマン レゼ編の前半は、ボーイミーツガール的な甘酸っぱいラブストーリー。
偶然の出会いから、デンジとレゼは、急速に接近します。
デンジは、レゼが働くカフェ「二道」に毎日通い、金玉クイズをしたりと楽しい日々。
16歳の高校生の思い込みにありがちな、
俺に話しかけたり、笑いかけたりする女の子は、絶対オレが好き
そして、オレはオレのことが好きな女の子が好き
で、デンジはレゼのことが完全に好きになります。
2人で夜の学校に忍び込もうと言う話になり、教室に行き、授業のまねごとをして、夜のプールに。
裸ではしゃぐ二人は、まさに青春そのもの。
次の日には、夏祭りへ。
十代のカップルが絶対したいことそのもの。
そして、花火が見える場所で、レゼからの愛の告白。
花火をバックにキス!
ここまでは最高でした・・・。
本当に甘酸っぱい前半です。
十代の童貞の男の子にとって、理想の女の子がレゼ!
こんな女の子がいたらデンジと同じことをしてしまいます。
とにかく甘い恋!
だからこその後半です
後半は、超スピードハイパーアクション
ただ、そんな良いことは、続きません。
デンジは、ボムに追いかけられることになります。
パワーの代わりにバディとなったサメの魔人ビームに、なんとか助けられ、逃げます!
※ちなみビームは、チェンソーマンが大好きで崇拝していて、なんでも言うことを聞きます。
ビームに抱えられ、猛スピードで逃げますが、爆風の勢いで進むボムはすぐに追いついてきます。
なんとか公安2課の訓練施設まで逃げてきますが、ボムの攻撃に、訓練施設は壊滅。
デンジは、チェンソーマンに変身するも、ボムの爆破しまくり攻撃で、瀕死。
アキ、暴力の魔人に助けられ、アキの新バディの天使の悪魔とともに、車で逃げるも、ボムは追いかけてきます!
しかし、ここからの展開が超カッコよい!
チェンソーマンのTVアニメ3話のエンディング曲だったマキシマムザホルモンの刃渡り2億センチのイントロが流れ、チェンソーマンが復活。
よ~く思い返してみたんだけどよ~
俺が知り合う女がさあ!!
全員オレん事殺そうとしてんだけど!!
このセリフからボムとチェンソーマンの戦いが始まります。
多くの爆弾を扱い、その爆風で移動するボムの姿は、圧倒的な強さ!
そして、その攻撃は、花火のようで美しい。
チェンソーマンを空中に放り上げて、ニーを入れて、脚をロケットに変えて、一気に落としたり、カッコいいシーンだらけ。
途中、台風の悪魔も参戦。
ビームのアドバイスにデンジはしたがうものの、絶対間違っている解釈で、ビームにまたがるチェンソーマンの姿はナポレオンのよう!
カッコいいけどめっちゃ間違ってます!
とにかく最高でした!
悲しいエンディング
そして、エンディングです。
バトルは終わりましたが、デンジはレゼを失いたくありません。
そして、約束をします。
ただ、その約束は・・・。
ラブな前半、派手なバトル、終わった後は、仲良くなるのが、少年ジャンプの常識です。
でも、そうはいかないのがチェンソーマン。
ボムも人を殺しすぎました。
デンジの願いはかなわず、待ち人来たらず・・・
けど、救いは、デンジには仲間がいたことですね。
映画「チェンソーマン レゼ編」と漫画原作の違い
映画を見て、家に帰って、漫画原作を読みなおしました!
違いはこんな感じです。
漫画原作では、第5巻第39話~第6巻第52話が映画の内容
漫画原作では、第5巻第39話~第6巻第52話が映画の内容、目次はこんな感じ。
・第5巻
第39話 きっと泣く
第40話 恋・花・チェンソー
第41話 嵐の前
第42話 泳ぎ方を教えて
第43話 ジェーンは教会で眠った
・第6巻
第44話 バン バン バン
第45話 爆発日和
第46話 皆殺しのメロディ
第47話 女運
第48話 ボンボンボン
第49話 サメハリケーン
第50話 シャークネード
第51話 ダークダイビング
第52話 失恋・花・チェンソー
映画と漫画を比べてみると、内容は一緒でした。
セリフもほぼ同じで、映画はかなり原作に忠実で、違いが分からない感じでした。
個人的な印象として、原作の内容を映像化・アニメ化する上で、動きなどをプラスした感じ。
例えば、マキマさんとの映画デートのシーンで、最後に見る映画は、漫画原作では2コマ程度ですが、映画ではちょとしたシーンになっていました。
漫画を読み直して良かったこと
漫画を読み直して良かったのは、それぞれの話の目次です。
映画では、当然、目次は表示されません。
漫画の目次を読んで、意味が通じるところがありました。
例えば、シャークネード!
B級映画としてヒットした映画がシャークネードです。
サメ×ハリケーン。サメが巨大竜巻に乗って、街にやってくるという笑っちゃうホラー映画。
ちなみに、この映画の主人公フィンが持つ武器がチェーンソー。
レゼ編で、サメの魔人ビームの腹の中にデンジが入って、何とか耐えるシーンがあります。
これは、シャークネードのオマージュです。
漫画を読むと、さらに映画のことが分かって良いです!
レゼは本当はデンジのことが好きだった?本当の気持ちを考察
少しネタバレになりますが、映画のラストで、レゼがソ連の秘密の部屋の出身で、元モルモットだったことが分かります。
おそらくマーベルで言うブラック・ウィドウのようなスパイとして、訓練された存在だったと思います。
レゼは、銃の悪魔の命を受けて、チェンソーマンの心臓を狙います。
レゼは、バトル後にデンジに言っています。
もしかして・・・
私がまだキミを
本気で好きだと思っているの?
彼女の表情は、すべて、訓練で身に着けたものだと・・・
ただ、映画を見ると分かるように、最後のレゼの行動は、この言葉と真逆です。
レゼは、最初、任務として、デンジに近づいたんだと思います。
ただ、デンジと話して、その境遇が自分と似ていることが分かります。
学校へ行ったことないこと、ただ、3食食べられればそれで幸せなど・・・。
実験場で育ったレゼは、デンジに感情移入してしまったんだと思います。
16歳で学校に行かせないで、悪魔と殺し合いさせるなんて、国がやっていいことじゃないなどと言った言葉も、本心だったんだと思います。
レゼは、祭りの前に、デンジに一緒に逃げようと言います。
あの言葉は、結構、本気だったのかもしれません。
まとめ:チェンソーマン レゼ編の続きが気になる
映画「チェンソーマン レゼ編」とても良かったので、続きが気になります。
チェンソーマンの第一部の11巻まで、全部持っているので、内容は知っているのですが、アニメで見たいです!
レゼはソ連からの刺客でしたが、レゼ編の続きは、世界から刺客が襲ってくる感じです。
映画の入場者特典だった「恋・花・チェーンソー」でも、いろんな声優さんの好きなキャラの話などで、このことが出てきます。
これからも面白いことは分かりきっているので、チェンソーマン第1部全部をアニメで見てみたいです!
