和山やま先生の漫画で、アニメ放映中の「夢中さ、君に。」ですが、結構びっくりするのが、前半の主人公の林のXのハンドルネーム「仮釈放」です。
原作漫画には、ハンドルネームが仮釈放になった理由が載ってなかったのですが、アニメでその答えが分かりました。
仮釈放ネタの流れとともに、その理由をまとめました。
夢中さ、君に。で林のXのハンドルネームは仮釈放
夢中さ、君に。で林のXのハンドルネームが仮釈放と分かるのは、第2話「友達になってくれませんか」です。
鶴森学園(女子高)に通う松屋めぐみが、小説「鉄と鉄」の感想をXに書いたところ(※ちなみに松屋さんのハンドルネームは、おいも3兄弟)、返事がきてというお話です。
「わたしもお気に入りの一冊です!」という返信だったのですが、その返信をした相手のハンドルネームが仮釈放。
ちなみに、どんな投稿をしているかを見ると、「クロマティ」「生き恥」と言った言葉を、誘拐犯の犯行声明のように写真で撮った看板などの絵で書いているというもの・・・。
まさかの同じN区市民ということを知り、次の日の通学のバスで奇怪な行動をしている人物がいて、それが仮釈放こと林でした。
男子校男子の林と、女子高女子の松屋さんのかみ合わない会話が面白い回。
最後の会話がこれです。
「ずっと気になってたんですが
林さんのハンドルネームってどうして仮釈放なんですか?」「僕の中学の頃のあだ名です。」
どういう中学時代だったんですか・・・?」
結局、理由は分からないで終わります。
林のあだ名が仮釈放の理由は・・・中学時代に・・・
林のハンドルネームであり、中学時代のあだ名が仮釈放の理由は、漫画には載っていません。
で、その理由が、アニメ第3話「走れ、山田」に出てきます。
話の中盤、野球グランドから出てきたボールを林くんは、中の野球部員に返すのですが、暴投します。
部員から、
「どこ投げてるんだよ」
「仮釈放、相変わらず仮釈放だな」
と言われます。
そこに、江間君が現れ、
「なんで仮釈放って呼ばれてんだ」
と聞きます。
そこで、林があだ名の理由を話しはじめます。
野球盤にはまり、消える魔球を投げてみたいと思って、中学で野球部に入った林。
ただ、ボールを一球も受けることができず、万年補欠に・・・。
でも、インフルエンザでレギュラーメンバーが休みになり、林が試合に出ることになります。
ライトを守りますが、一球もボールを受けることができず、大差で負けます。
さすがに野球部員から、ダメさを詰められ、「お前は有罪だ!」と言われます。
そこで、林は自分ちの中華屋の半額クーポンを提出!
部員たちは、これでおなかいっぱい食べられるから、有罪はかわいそうなので、
「おまえは仮釈放だ!」
ということで、あだ名が仮釈放になったのです。
ちょっとびっくりの理由です。
漫画ではなかった仮釈放の裏設定、アニメで分かってうれしかったです。
まとめ:アニメは漫画に忠実かつ細かい描写もプラスされてて良い!
夢中さ、きみに。のアニメですが、漫画を忠実に再現しつつ、仮釈放ネタみたいな裏設定もちゃんと見せてくれてよいです。
漫画では、第1話「かわいい人」で、林が中学時代野球部員だったので、一年の時は、真っ黒に焼けていたというネタもありました。
アニメでこのネタがなかったから、なぜ?と思っていたのですが、仮釈放ネタをちゃんとやるためだったんですね。
漫画は読んでるから、アニメ見る必要がないって思っている人いるかもしれませんが、夢中さ、君に。はアニメも面白いです。

