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相続探偵のあらすじを全部紹介!ドラマ化される話を予想しました

【完結漫画】相続探偵のあらすじを全部紹介!ドラマ化される話を予想しました

2025年1月より、実写ドラマ化となる相続探偵!

相続専門探偵の灰江七生(ハイエナオ)が、相続にまつわるトラブルを解決する相続ミステリーです。

全巻持っているので、全7巻に掲載されているあらすじを全部紹介します!

かなり練ったお話ばかりなので、どの話がドラマになるのか楽しみです!

相続探偵の漫画に載ってるあらすじを全部紹介

或る小説家の遺言(1~4話)/1巻に掲載

相続探偵の第1回の話は、大御所ミステリー作家 今畠忍三郎のお葬式から始まります。

テーマは、遺言書。

忍三郎には、3人の娘がいるものの、ビデオで残された遺言では、
財産のすべてを秘書に相続させる・・・

親のスネばかりかじってきた娘にはやらず、最後まで面倒を見てくれた秘書にすべてを渡すというのは、もっともらしいこと。

ただ、灰江は、このビデオに不審な点を感じます・・・。

いわゆる遺言の裏に隠された真実を解き明かすものですが、その過程で、有効な遺言書は何か?など、遺言書のことがすごく分かります。

ただ、初回から灰江は、この遺言でいっぱい食わされます。

遺言を残したのは、大御所ミステリー作家。

彼は何を残したのか・・・。

最初のストーリーにふさわしいお話です。

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※たぶん、ドラマのはじまる前後に、DMMブックスやkindleで1巻試し読みがあると思います。

鎌倉の屋敷と兄妹と(5~8話)/1巻・2巻に掲載

実は莫大な借金を抱える灰江。

借金取りに追われているときに逃げこんだ民家で、なじみのラーメン屋のパートだった城丸葉月とその息子の2人に出会います。

同じく借金で首が回らなくなり、夜逃げ同然に逃げていた葉月。

灰江は、葉月が鎌倉の良家出身だったことを覚えており、一度、両親を頼ってみたら?とさとし、葉月は実家に帰ることに。

駆け落ち同然で出てきたものの、結婚相手の不祥事で、家に帰れなくなっていた葉月。

実家に帰ると、両親はすでに他界。

実家にいた兄から、今さら帰ってきて、金の無心か?この家の面倒は見るから、遺産分割協議書に印鑑を押せと、100万渡されて返されます。

灰江の事務所で、経過を報告する葉月に、灰江は何か匂うと・・・伝えます。

兄に、相続など、金融の知識があることがやっかい。

そこから、いろいろあって、2時間ドラマサスペンスのような展開になります。

意外にアクティブな灰江と助手の令子が活躍の回です。

センチメンタル・ジャーニー(8.5話)/2巻に掲載

8.5話ということで、灰江の借金や過去が少し分かる回。

灰江といえば、コーヒー豆を直接食べることでおなじみですが、その理由も分かります。

借り逃げ、どえりゃぁアカン!(9~11話)/2巻に掲載

依頼人は、プログラマーの赤羽桂。
AIの画期的な検索エンジンを開発していた恩師の伊代島彰教授に、開発費として500万円を貸したが、教授が亡くなり、お金が返ってこない。

500万貸したことが妻にバレて、取り戻さないと離婚と言われているという話。

相続人の二人の息子に、返済してもらおうと思うと、相続放棄したと言われて、どうしようもなくなったけど、この息子達が、なぜかレクサスに乗ってて、良い生活をしていて、怪しいという話です。

相続放棄に関する話で、面白く書いてますが、意外に大事な話。

いつもは、寡黙で、声が小さい朝永が活躍する回です。

その女、危険につき(12~16話)/2・3巻に掲載

大国生命の鬼頭が、依頼人の恵蒜真琴(14歳)をつれてきます。

彼女は、ある資産家の実の娘ですが、その資産家が、先日、心不全で急死したこと。

当然、遺産を受け取る権利はあるものの、彼は、再婚していました。

そして、その再婚相手が、保険業界では有名な要注意受取人。高額な生命保険を数回、受け取ったことがある人物。

彼女の名は、坂口紗流。
名前のとおり、銀座のホステスをしていた経歴がありました。

ちなみに、死亡については、あやしいところは出なかったものの、医者と紗流がつながっていた怪しい点もあり。

さて、彼女は、いわゆる後妻業の女なのでしょうか?

坂口紗流の身辺調査のため、令子が家政婦として潜入調査します。
だらしない生活をしているものの、美しく男を手玉にとるところは見事。

ドラマになったら、紗流を誰が演じるのか楽しみです。

マリーアントワネットの相続(17~20話)/3・4巻に掲載

灰江のところに、将棋仲間の香車爺さんこと、加藤香車から電話が入ります。

久しぶりに、将棋をささないかという話と、世界で一番高価なブラックアイボリーがあるとのこと。

朝永をつれて、爺さんのところに行くと、そこには、まり坊というネコが。

まり坊は、保護猫カフェの猫で、ソフィーさんというカフェの店長さんが連れてきました。
朝永は、ソフィーさんに一目ぼれ。

ところが、香車爺さんは、心不全で亡くなってしまいます。
相続人は、息子の加藤金斗ただ一人。

ただ、遺言書が出てきます。
そこには、「すべての財産をマリー・アントワネット様に遺贈します」の文字。

マリー・アントワネットとは?

この流れだと、マリー・アントワネットが誰かというところは分かるとは思います。

でも、そんな単純なお話ではありません。

4巻の裏表紙に、「遺言書は、愛する人に出す、最後の手紙」という言葉があります。

その言葉が沁みるお話です。

京都の老舗和菓子屋の変(21~28話)/4・5巻に掲載

今回の依頼人は、鳳凰という老舗和菓子店の従業員の宮越多達子です。

先日、鳳凰の名物主人の百万遍紘一が亡くなったばかり。

彼には、野心と正臣の二人の子供がいます。

多達子は、野心の母親。
もともと、許嫁だったものの、実家の経営難でそれも叶わず破断に。

ただ、後に来た正妻に子供ができず、跡取りということで、子供をつくり、それが野心。

しかし、そのタイミングで、正妻にも正臣ができ、本来の跡継ぎの正臣がアホぼんで、妾の子になる野心が父の後をつぐ看板職人。

そんなややこしい関係の中、けったいな人柄で有名だった紘一が残した遺言が、
すべての財産を正妻 雅と嫡男 正臣に各二分の一の割合で与えるものと」とのこと。

ただ、多津子が聞いていたのは、違う内容。
鳳凰というブランドを正臣に、作業場と売り場は野心に」というけったいな遺言書。

さて、このバトルはどうなるのか?

京都のややこしさをそのまま描いたようなお話です。

ありがちな正妻と妾の対立ですが、京都らしさもあって、コメディな感じで面白いです。

でも、最終的には、とてもハートフルなお話です。

笑福湯の生前贈与(29~34話)/5・6巻に掲載

借金取りの金山に追いかけられ、川に落ちた灰江。

近くにあったなじみの銭湯 笑福湯に駆け込んで、風呂に入ることに。

風呂を出て、経営者の福田健治ことケンジィと話すと、銭湯の利用者が減っているが、ご先祖様が遺してくれたこの銭湯をなんとか残したいとのこと。

そこで、生前相続の相談を受けることになります。

銭湯だけでなく、コインランドリーやアパートを作ったり、手広く事業をしているものの、資金繰りはかつかつ。

娘夫婦がいるが、ギリギリの内情を知っているだけに、継ぐ気はないが、孫娘の真央には、その気があるようで・・・。

この流れだと、単純なストーリーですが、ここにある男が絡んできて、波乱がおきます。

事業再生の話に、キャッチーな不動産取引の話もあり、三代続く家族愛が見れるハートフルなストーリーです。

死後認知~七人の隠し子(35~42話)/6・7巻に掲載

ある日コメンテーターとしても人気の東大名誉教授・薮内晴夫が亡くなります。

紫綬褒章も受けた有名な教授ですが、同時に、七人の隠し子疑惑がワイドショーで話題になります。

そして、灰江の元に、東大法学部の荻久保教授がワインを持って現れます。

灰江の恩師でも彼が来た理由は、同僚でもあった薮内教授の汚名をはらしてほしいとのこと。

家族ぐるみの付き合いをしてきた彼に、婚外子がいることは考えられない・・・とのこと。

週刊誌やワイドショーが過熱するなか、薮内教授の妻も家から出れない状況。

この記事には、以前、灰江も被害を受けたフリーライターの羽毛田香(はげたかおる)も絡んでいました。
灰江は、汚名を晴らすために動きます。

隠し子騒動、週刊誌報道に、死後認知の話が関わってきます。

隠し子が7人もいるという話はセンセーショナルですが、本人が知らないところでも、こういう事件が起こる可能性があるストーリー。

そして、それがひとつでないところが面白いです。

最後に、灰江の過去、父のことが分かります。

カッコウの卵は誰のもの(43~46話)/7巻に掲載

灰江事務所に、加古川桃という依頼者が現れます。先日、兄の梅介がなくなったとのこと。

兄は、実業家でいわゆる億り人。
梅介は、3年ほど前に、筋ジストロフィーが悪化、介護を桃がすべて行ったとのこと。

ただ、死後、葬儀代を引き出そうとうると、銀行口座が凍結。
知り合いの弁護に聞くと、遺産はすべて、離婚した元妻の二人の息子に入り、桃には一銭も入らないとのこと。

介護を一人でしていたのにかわいそうな桃。

兄の遺品を整理していると、病院からの無精子症との診断書が・・・。

二人の息子は、血のつながっていない、実の子ではなかったという話です。

いわゆる托卵妻の話です。

ちなみに、元妻は、美人バイオリニストとして有名で、梅介からストラヴィバリオスもプレゼントされていたとか・・・。

梅介はぽっちゃりなのに、二人の息子はイケメン。

ただ、そう単純ではないのが面白い。

お金にも代えられない守らなければいけない秘密が、とても愛な話です。

あと、後半、灰江の母が登場、父との壮絶な過去が明らかになります。

生きる理由(47話)/7巻に掲載

灰江の二人の父に関する過去、灰江が弁護士になり、そして、弁護士をやめることになった生きる理由の話です。

おそらく、このころには、イブニングの休刊が決まっていたんだと思います。

倒すべき相手の名前が出てくるのですが、ここで終わり。

最後、灰江が相続をする話が出てきます。

epilogue(最終話)/7巻に掲載

エピローグはまさにエピローグ。

灰江は、母からは、普通に生活しなさいとたしなめられますが、灰江の気持ちは終わりません。

続きを期待させる終わりです。

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相続探偵のドラマに登場する話を予想!

相続探偵の漫画原作のすべてのあらすじを紹介しました。

8.5話のセンチメンタルジャーニー、47話生きる理由、最終話のepilogueを除けば、9話あります。

ドラマは10回くらいですが、長めの話が多いので、5~6つ程度がドラマになる感じでしょうか?

採用されるあらすじのヒントは、(公式サイト)のイントロにあります。

【大御所ミステリー作家が遺した遺言の謎・・・】
【すべての財産を“マリー・アントワネット”に相続!?】
【後妻業の女の悪事を暴け!】
※公式サイトのイントロから

或る小説家の遺言【確定】

イントロの大御所ミステリー作家が遺した遺言の謎は、相続探偵の最初のエピソード「或る小説家の遺言」です。

相続探偵たる灰江の人となりが良くわかる話。最後のページに、相続探偵って言葉も出てくるので、これはドラマでも第一話になると思います。

マリーアントワネットの相続

イントロのすべての財産を“マリー・アントワネット”に相続!は、3・4巻に掲載の「マリーアントワネットの相続」です。

イントロには、「遺言書って、愛する人に出す最後の手紙だから」って書いてますが、このセリフが出てくるのがこの話です。これも確定ですね。

その女、危険につき【確定】

後妻業の女の悪事を暴けは、2・3巻に掲載の「その女、危険につき」ですね。

あらすじのところに書きましたが、後妻業の女こと坂口紗流を誰が演じるのかが気になります。

あやしい女を演じるといえば、田中みなみさんとか、松本まりかさんとか、いらっしゃいますが、誰が演じて、どんな風にあやしく演じてくれるかがたのしみです。

ここも確定ですね。

京都の老舗和菓子屋の変【予想】

予想ですが、ドラマで面白くなりそうなのが、4・5巻掲載の「京都の老舗和菓子屋の変」です。

京都の何とも言えないややこしさを題材にした話。

ただ、ややこしさの中に、京都の伝統を正当に継承する心意気も感じられます。

火曜サスペンスなど、昭和の2時間ドラマっぽいテイストもあるので、正妻と妾のやり取りを、手練れの女優さんで見たいです。

死後認知~七人の隠し子【予想】

センセーショナルな話題なのが6・7巻掲載の「死後認知~七人の隠し子」です。

隠し子が7人だけでなく・・・という話で、なくなった本人の知っているところ、知らないところで起こる。

もしかしたら、これから経験する人があるかもしれない死後認知の話なので、ためにもなります。

あと、文春がモチーフだろうなって、ハゲタカの記者も出てきて、灰江が思いっきりやりあうので、そこも見ものです。

カッコウの卵は誰のもの【予想】

相続探偵の最後のお話の「カッコウの卵は誰のもの」もドラマでやってほしい話です。

托卵妻がテーマで、それだけでドラマになっている話もありますが、単純な托卵でないところが面白いところ。

あと、この話の中で、灰江の母親が登場、二人の父の話などもある、相続探偵の根幹にかかわる話も語られます。

大事な話だけにやってほしいお話です。

まとめ:オリジナルの脚本の話も見たい

大好きな漫画「相続探偵」のすべてのあらすじの紹介と、どの話がドラマ化されるかの予想を書きました。

たぶんやるだろうという話3話と、予想3話を入れましたが、個人的にはオリジナルの話も見たいです。

最終巻の相続探偵7巻の最後あとがきに、脚本の西荻弓絵先生の言葉があります。

そこに、「いつか必ず、このメンバーで、この世界線の物語をまたお目にかけることができますことを念じて止みません。

ドラマの脚本も、西荻先生なので、灰江には、ぜひ漫画では倒せなかったラスボスを倒してほしい!

個人的に、最終話epilogueの続きを、ドラマで実現してほしいと思います。

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