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ひゃくえむ

【完結漫画】ひゃくえむ。4巻のあらすじと感想※小宮が登場、財津の名言に注目

【完結漫画】ひゃくえむ。4巻のあらすじと感想※小宮が登場、財津の名言に注目

アメフト部との対抗リレーで勝利した陸上部。

この勝負で、尊厳を取り戻したトガシは復活し、全国大会の決勝に進むことになります。

一方、北九州のインターハイ予選で、追い風参考ながらも大会記録タイで制した1年生が現れます。

それは、小宮でした。

4巻には、マンガ沼で麒麟の川島さんが紹介していた財津の名言にも注目です。

ひゃくえむ。4巻の基本情報

漫画名 ひゃくえむ。4巻
発売日 2019/9/8
作者 魚豊
出版社 講談社
掲載アプリ マガジンポケット

ひゃくえむ。4巻のあらすじ

4巻は小宮がメインです。

陸上の全国大会(インターハイ)に進んだトガシ、仁神。

そこに、小宮も出場、仁神とのレースで圧倒的なスピードを見せます。

そこから、小宮の過去が描かれます。

九州の陸上強豪校 西沢高校に進んだ小宮。

ただ、スポーツ推薦ではなく、一般枠での入部。

小宮は小学校でのトガシとのあのレースで骨折し、中学は部活に入れず、ひとりで練習を続けていました。

満を持しての入部。

入部試験で圧倒的なトップスピードを見せますが、骨折の呪縛から逃れられず、後半失速してしまいます。

それでも、入部が叶い、2年生で部を束ねる経田の元、練習を続けますが、伸び悩んだまま。

ある日、陸上100mで日本1位の財津の講演会が開かれます。

最初から、圧倒的な言葉を吐く財津。

小宮は、財津の言葉で吹っ切れます。

結果が出てくる小宮に、部長の経田は足を引っ張ります。

でも、圧倒的なメンタルを手に入れた小宮には通じません。

北九州大会の男子100m決勝で、経田を下し、インターハイに進みます。

そして、インターハイ決勝で、トガシと戦うことになります。

ひゃくえむ。4巻の感想

ひゃくえむ。4巻の見どころは、小宮の復活。

そして、そのきっかけとなる日本最速の男財津の言葉です。

怖い小宮の復活と、財津の圧倒的な言葉の魔力。

特に、財津の言葉は激ツヨです。

怖い小宮の復活

4巻では、1巻に登場、100mに取りつかれ、トガシに、なんか怖いと言われた小宮が満を持して登場します。

小宮も順調にいったのではなく、挫折を経験します。

小学校時代の骨折で、中学は部活に入れず、ひとりでの練習。

陸上強豪校に入るも、骨折のトラウマでイップスで、後半、体が重く、足を進めることができません。

ただ、財津と会い、言葉をもらって、吹っ切れます。

部長の経田の嫌がらせも経験しますが、吹っ切れた小宮に怖いものはありません。

小学生なのに陸上に命をかけ、「なんか怖い」と言われたあの小宮が復活します。

嫌がらせを受けても屈しないどころか、相手を罵倒ではなく、圧倒する小宮は、スゴいです。

走りが早ければ、全て解決する!

小宮は、自分の力で、解決したんです。

圧倒的な財津の名言

日本選手権5年連続優勝、日本1位の選手が財津です。

陸上の凄さ以上に、言葉が圧倒的です。

講演会での最初の言葉がコレ!

浅く考えろ 世の中舐めろ
保身に走るな 勝っても攻めろ

挑戦を続ける理由はと聞かれ

私は生物だ死ぬ
そして二度と生まれてこない
理由はそれだけだ

誰もついていけません。

そして、小宮を変える一言。

不安に対処する方法は?の質問に、

ちっぽけな細胞の寄せ集め1人
人生なんてくれてやれ

おかしな言葉かもしれませんが、小宮はこれで思うのです。

人生なんてくれてやれ

もともと命をかけて陸上をやっていた小宮、当然、刺さりますよね。

読み切り作品「佳作」と「執刀(オペ)」

ひゃくえむ。4巻には、2つの魚豊先生の読み切り作品があります。

「佳作」と「執刀(オペ)」です。

執刀はコメディな感じ。

ひゃくえむ。の世界観に近いのは、佳作です。

佳作は、テニスの漫画です。

登場人物は、高校生の昴、根暗な彼は、クラスの人気女子葉月に、テニスを薦められ、才能を開花させることになります。

ヒーローとなった彼と相手をするのは、テニス部のエースの村岡。

テニスを10年続け、一つでも多く球を拾うことが勝利の鍵と気づいた彼。

ただ、昴の登場で、主役の座を奪われます。

テニスにはまりぐんぐん腕を上げる昴。

そして、俺にはテニスしかないともがく村岡。

そして、昴と村岡の試合。

主人公感ある昴と、村岡の試合の結末は・・・

という話です。

ひゃくえむ。を読んできた人なら、村岡の気持ちが分かるはずです。

ひゃくえむに通じる漫画です。

まとめ

ひゃくえむ。4巻は、小宮の復活、そして、財津がメインです。

特に、財津。

しゃべる言葉、全てが名言です。

財津の言う通りに生きれば、世間は敵に回しますが、自分らしく生き、自分らしく死ねそうです。

一流のアスリートは、財津のような心境なのでしょうか?

財津の言葉を聞いて、どう思うか聞いてみたいものです。

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